さてと 今週は何を狙いましょうか。
今回も沖のパヤオでカツオを狙おうか
でもカツオの数は減ったうえに
サメが大群で待ち構えているので苦戦は必至。
近海で落とし込み釣りをしようか
でもウルメイワシが大群で入ってきていないみたい
小型のカタクチイワシがベイトのようで
ハマチや小さいタイなんかはポロポロ釣れているようだが
こちらも爆発力なく大漁は期待できそうにない。
どちらも期待薄のようだから
ロマンのある方(カツオ・キハダ狙い)でいきましょうか。
港を出て走ること1時間30分
パヤオ周辺ではすでに20隻近くが臨戦態勢。
最初の1時間はアタリなし。
他の船もカツオを揚げている感じはない。
船のまわりには大きなサメが悠々と泳いでいる。
本日最初のアタリがあったが
巻き上げ途中でシャークアタック!
海亀氏もシャークアタックをくらい
ペンチでも曲がらないようなヒラマサ針がぐにゃりと曲げられていた。
やれやれ 今日もサメとの戦いが続きそうだ。
前半戦は海亀氏がサメの追撃をかわして揚げた5sほどのビンタ1本だけ。
これまで大判カツオやキハダを意識して
比較的外回りを流していたが
アタリが少ないのでブイの際をかすめるように流す。
パヤオの近くではキツやミニカンパチなどが
撒いたオキアミを拾っている。
少ないがその中にはカツオの姿も。
もちろん巨大シャークも虎視眈々と獲物が掛かるのを待ち構えている。
ラインを出していくとたとえカツオが掛かったとしても
やり取りしているうちにシャークアタックくらってしまうので
自分の針が付いたオキアミが見えるところで勝負。
竿先から距離にして10m以内で食わせて
ガチドラグで即巻取り サメに食われる前に船に引っこく
まさに一本釣りスタイル。
その作戦で何とか1本
同様の釣り方をしても カツオは仕掛けを見切ってなかなか食わないし
うまくカツオを掛けたとしても
即抜き上げないとサメの餌食となってしまう。
目の前でサメがカツオを追ってくるので
こちらも掛けたカツオを急旋回させると
巨大なサメも体を翻し大きな口でカツオを一飲み。
普段はあんなにのんびり泳いでいるのに
エサにアタックする瞬間はものすごい俊敏な動きをしている。
食いが悪いので
針をツーランクほど小さくして
何とかアタリを拾って一本釣りサイトフィッシング作戦で
ようやく本日2本目。
その後も運よく掛けてもシャークアタック連発で
魚が揚がってこない。
ブイまわりのカツオに見切りをつけて
離れたところを回遊しているであろうキハダ狙いに戻る。
最後の流しで同乗者にキハダヒット!
一気に300mほど走られたようで
走りが止まったところから反撃開始
最後の流しなので頑張って獲ってくださいよ。
風と潮の流れに乗せて船をパヤオからどんどん離して
シャークアタックされないようにする作戦。
30分ほどかけて間合いを詰める。
あと20m そろそろリーダーが入るというところで
竿先が跳ね上がり残念無念のフックアウト。
最終的に船中6人で
カツオ4本 ビンタ1本 シャークアタック多数で終了。
キハダのアタリは船中3回あったものの
PEライン全て引き出されてしまったり
ドラグきつめでラインブレイクしたりで
1本も取り込めず。
カツオを釣るならブイの近くでサイトフィッシングによる一本釣り
ラインを出さずドラグガチガチで一気に抜き上げ。
キハダ釣るならアタリは減るがブイから離れたところを流して
ドラグ緩めで最初に200〜300m走らせて
掛かったらブイから船が離れて行くまで揚げずに
持久戦に持ち込んでサメをかわす。
今はこんな感じかな。
6月は適当にしてもバンバン釣れていたというのに
一気にテクニカルで難しい釣りになってしまった。
本日の釣果 カツオ 2匹